中国を訪問するプロジェクト(2009年)
早稲田大学孔子学院は今年公開募集を通して、3人の上級中国語学習者を中国で学術調査研究活動に派遣した。未来の中国問題の専門家を育てるために、中国に対する理解をより深めていくことを期待される。
早稲田大学孔子学院は今年公開募集を通して、3人の上級中国語学習者を中国で学術調査研究活動に派遣した。未来の中国問題の専門家を育てるために、中国に対する理解をより深めていくことを期待される。
(1)早稲田大学大学院正規課程の教学活動 今年4月から7月の間、15周にわたり、早稲田大学オープン教育センターの選択科目として、2単位となる「中国研究の最前線」を中国側院長の主催で開講した。北京大学から6名の学者を招き、中国企業の役割転換、医療保険制度の改革などについて講義を行った。授業中の使用言語は日本語で、6名の大学院生受講生が単位を取得した。 8月に行われた早稲田大学オープン教育センタ―の集中講義で、2単位取得できる「儒教を読み解く」一週間を開講した。該当科目はハーバード大学の杜維明教授、北京大学の陳来教授を本学に招聘し、講義を行った。40人余りの大学院生及び若手研究者が受講をし、10人の大学院生が単位を取得した。 (2)中国留学に行く前の予備教育 今年の夏、当孔子学院は北京大学から教師を招き、中国へ留学に行く予定とする40人の早稲田生を対象に、2週間にわたって、中国社会制度、風俗習慣に関する留学のための予備教育を行った。
早稲田大学孔子学院院長(早稲田大学副総長)
2008.12.4
2010.11.19 早稲田大学孔子学院 早稲田大学孔子学院主催の「中国近代史研究の現在」シンポジウム開催について この度、早稲田大学孔子学院はシンポジウム「中国近代史研究の現在」を開催することになりました。20世紀80年代以後の30年間、中国大陸の近代史研究は大きく変貌し、実証に基づく研究成果が多数発表されました。2011年は辛亥革命100 周 年に当たります。辛亥革命をはさんでの清末史と民国史研究の著しい進展は、中国近代史像の変化をもたらしました。中国歴史学界の著しい変化はどのように 起こったのか。中国の歴史家たちがどのようなことに関心を持って歴史研究に取り組んでいるのか。近代史像の変化は中国の学術研究や歴史観にどのような影響 を及ぼすのか。そして、日本の中国近代史研究と中国の中国近代史研究との接点はどこにあるのだろうか。今回のシンポジウムは、中国近代史研究の第一線で活 躍されている中国と日本の研究者を招いて、このような問題についてとことんまで議論したいと思います。このような日中両国の学術交流が両国の相互理解に大 きく貢献するものと確信しています。ご興味のある方は、下記の申込フォームよりご申請ください。多数のご来場をお待ちしております。 記 時間:11月27日(土)10:30~17:30(質疑応答含む) 受付開始: 11月27日(土)10:00~ 場所:早稲田大学 早稲田キャンパス26号館多目的ホール 地図:http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html ※発表は中国語で行われます(日中同時通訳あり)。 プログラム: 司会者:劉傑 早稲田大学教授 【午前の部】 10:30-10:35 趣旨説明 劉 傑 早稲田大学教授 10:35-10:40 冒頭挨拶 [...]