アメリカン大学国際関係学院-趙全勝教授早稲田大学講演(20100303)(写真)
10月初め、早稲田大学孔子学院の招待を受け、前人大副委員長成思危氏は早稲田大学において、中国経済改革問題について二時間の講演を行った。講演会当日は雨の中、たくさんの来場者が足を運び、200名に及ぶ教員と学生が講演会に参加した。 11月初め、早稲田大学孔子学院は、再度北京大学前校長許智宏教授と復旦大学前校長王生洪教授を早稲田大学に招き、中国大学経営問題について講演を行った。会場は、テレビ会議用の設備も整えられた。
今年11月、≪辛亥革命≫を主題に、早稲田大学孔子学院は北京大学より5名の専門家をお招きし、早稲田大学の先生方と共に学術交流会≪中国近代史の今≫を開いた。80名余りの先生方と学生が参加し、交流を深めた。
(1)孔子学院提供早稲田大学大学院生正規課程 今年4月から7月中国側院長は早稲田大学オープン教育センターにて日本語による15周期2単位の課程≪中国研究最前線≫。本課程は中国北京大学等から9名の学者をお招きし、中国宗教、文化、出版制度等について講演を行う。23名の大学院生が単位を取得した。 8月日本側院長は早稲田大学オープン教育センターにて1周期2単位の集中課程≪儒教読解≫を開いた。本集中課程は北京大学より鄭開教授、胡軍教授、張学智教授が来日し、講義を行った。40名余りの大学院生及び青年学者が参加し、10名の学生が単位を取得した。 9月中国院長は早稲田大学社会科学部にて15周期2単位の課程≪中国思想文化≫を開いた。数名の大学院生と青年学者が参加した。 (2)中国留学前準備教育 今年夏季、孔子学院は北京大学講師をお招きし、中国留学予定者25名を対象に中国語教材を使用した2週間の中国社会制度と風習習慣について準備教育を行った。
第三回孔子学院大会以来、早稲田大学孔子学院は中国元外交部部長、北京大学客席教授李肇星氏、ハーバード教授、北京大学客席教授杜維明氏、北京大学副学長張国有氏を招き、早稲田大学にて公開講演会を行った。一連の講演会は中国に興味を持つ教師、学生の間で大きな関心を寄せられた。講演会が行われるたびに、来場者数は100人以上超えている。 最近、早稲田大学現代中国研究会を新たに発足した。二週間に一回中国問題を研究する専門家、或いは若手研究者を一人招き、自分の研究分野における最新的な動きについての報告会を行う。お互いに議論をし合うことによって、大学院生の中国に対する理解を深めることを期待している。
「研究型」孔子学院の特徴を生かし、当学院では毎年定期的に中国問題に関する著作を出版している。今年「早稲田大学孔子学院シリーズ」の第一号は早稲田大学出版社により正式に出版された。今後の計画として「儒教を読み解く研究報告集」、講義プリント及び早稲田大学孔子学院シリーズ第二冊の「日中民法論壇」等、近いうちに出版をする予定となる。 中国語を学習する日本の若者がよりよく中国の事情を理解してもらうために、北京大学からの協力を得て、早稲田大学及び全日本中国問題を研究する専門家を集め、「中国を知る」教材シリーズの開発編集を企画している。中国語を学習する学習者向けの副教材として、日本人の読書習慣に従い、日中対訳版のものを出版する予定。
今年4月に入り、孔子学院は北京大学より6名の専門家を招き、早稲田大学の環境問題を専門とする学者と学術交流を進めました。両校の間で、環境問題における共同研究の可能性について模索しました。40名近い教員と学生が参加しました。 7月、孔子学院は北京大学と清華大学、中国社会科学院より民法専門家を迎え、“日中民法公共討論会”を開きました。約150名の教員及び学生が参加しました。 10月、早稲田大学孔子学院主催、国際交流基金、日中友好協会、中日友好協会、周恩来鄧穎超記念館共催で“周恩来と日本”研討会が開かれました。周恩来の部下として仕事をされた方と周恩来鄧穎超記念館の責任者が公開座談会を開きました。早稲田大学白井総長、元日本駐中国大使阿南氏の他、200名を越える方々が研討会に参加しました。