北京大学は1898年に創立された中国で初めての総合的国立大学であり、在籍学生は46,113人(うち:学部生数16,372人、大学院生数29,741人)。人文、社会、理工、情報テクノロジー、医学、経済管理学など6つの学部で125の学士課程、282の修士専門課程、258の博士専門課程と47のポスト博士センターを有しています。その中でも、人文と社会科学の領域は最も歴史が長く、深い学術的伝統があります。そして、中国で最も早く外国人留学生を受け入れてきた大学でもあり、世界129 ヶ国からの留学生は6,857名にのぼります。2021年QS世界大学では、世界23位とランキングされています。
早稲田大学と北京大学の交流の歴史は長く、北京大学は早稲田大学清国留学部(1905-1910)の時代から人的な交流の実績がある中国における重要な協定校です。近年では1982年に大学間協定を締結し、ダブルディグリープログラムの設置など様々な分野において教育・研究交流を深めています。本事業も両者間の人文・社会科学分野の共同研究を促進する目的で実施されています。学術上の高い実績がある北京大学とのこれらの分野での連携は、本学の研究活動を多層的に進めていく上で有用なものだと考えています。北京大学も学術上のメリットを認識して共同研究に携わっています。
協定大学―北京大学についてheishi2021-12-20T17:43:31+09:00